学会の概要
学会の特徴
一般的な学会は各専門分野の最新の知見に関する情報交換を行い、会員同士の親睦を深める場であり、その専門分野の研究者のみが参加することが一般的です。
ですが、私たちのめざす【いのちめぐるまち】は実現のためには、分野の垣根をこえた様々な形の知恵を集め、また、活動に賛同して下さる市民や企業の方々にも参加して頂き、社会の共通言語をつくっていくことがとても重要です。
様々な学問分野からの参加を歓迎します
本学会は、分野を問わず様々な学問領域からの参加を歓迎します。
自然科学や社会学、経済学、文化人類学、情報学、コミュニケーション、歴史、建築・土木、芸術など、いずれもいのちめぐるまちの実現に重要な領域です。思いもよらなかった学問分野からのアプローチも有効かもしれません。この取り組みに興味を持って下さる多くの研究者のみなさんの参加を歓迎します。
また、次代を担う学生・生徒のみなさんにも是非ご参加頂きたいです。
一般の方のご参加も大歓迎です
本学会への参加者は、研究者に限りません。大企業の方、地域企業や自営行の方、国や地方自治体の方、高校生・大学生・大学院生の方、地域活性化に興味を持つ市民の方など、一般の方も気軽に参加できるように広く間口を広げています。
活動のベースにはまちづくりがあります。
まちの課題をリアルに感じ、その解決のために集うからこそ、専門分野の垣根を越えて対話が広がり、新しい世界の人と繋がれることが魅力です。
普段は専門領域に閉じた思考になっている研究者が、全く違う分野の専門家と繋がったり、市民の声をリアルに聞くことに繋がります。まちづくりに興味のある人もヒントを得て仲間を作って帰ることができます。
ごあいさつ
気候変動やSDGs、海洋酸性化など、地球規模での問題が私たちの生活にも身近になり、近い将来ダイレクトに影響を与えることは避けられない状況となってきました。そんな中、南三陸町からはじまったこの循環型社会の取り組みこそが、グローバルな資本主義社会に左右されず、ローカルの繋がりによって着実に歩みを進められる対策になりうると確信しております。
この学会では、学問としての専門性を追求しつつ、学問間の横のつながりと地域社会との連携を生み出すことにより、持続可能な社会の実現に寄与することを期待しています。南三陸の町や営みを基盤にしているからこそ、各分野にとらわれない視野で物事を見ることができることが本学会の魅力であり、強みにもなってくることと思います。
町民や町外の多くの方々にも気軽に学会に参加していただき、社会と学問を繋げる点も当会の魅力にしたいと思います。むしろ市民視点で様々な意見や活動をしていただけることが、研究活動にも影響を与えることだと感じております。幅広い方のご参加をお待ちしております。
皆様のご理解とご支援をお願いしてご挨拶といたします。
南三陸いのちめぐるまち学会 初代学会長 佐藤 太一
活動内容
「いのちめぐるまち」の実現に向けて、下記の活動を行います。
南三陸いのちめぐるまち学会 大会の開催
年に一回、南三陸町にて、定期大会を開催します。
・”めぐるがみえる”に関する研究成果を共有します
大会のテーマは時々のトピックスを中心に、研究者同志のディスカッションはもちろんのこと、一般の方にも興味を持って頂けるような分かりやすく伝えるための方法を充実させていきます。
・”いのちめぐるまち”を目指すためのまちづくりの議論を行います。
持続可能な地域づくりに繋がるような対話や、楽しみながら議論に参画できる仕組みも検討して行きます。
新たな担い手の創出/育成
大会の開催とは別に、研修会を開催します。
学会で議論されたテーマや手法をベースに、活動に参加していただける市民の方々を増やします。市民が参加することによって、研究がさらに身近なものとなり、いのちめぐるまちづくりが進みます。
規定
入会について
「めぐるがみえる」の実現に少しでも興味のある方、一緒に活動していただける方からのご参加をお待ちしております。
お問い合わせ
当学会に関する疑問や気になることなど、お気軽にお問い合わせください。